本を読むことを小さな頃から積み上げるほど、言語発達は促進され、言葉の数が増えて、情感を養ったり聞く力も上がったりすることが分かっています。
本が大好き
何もわからない赤ん坊の頃からでも読んで聞かせることで、視覚からの情報が集中力を増し自律神経の安定化などにも効果があるそうです。幼児期に入り保育園や幼稚園に行くようになると、先生方もたくさんの読み聞かせをしてくださるようになります。ここで親も面倒がらずに、子どもとのコミュニケーションの一貫として読んで聞かせることで、親子ともにリラックスした時間が過ごせます。ストレスを減らす効果もあると言われています。
この頃になるとお気に入りの本が見つかったりさらに読書量が増加したりする傾向があります。学力の向上にも繋がり、想像力をはたらかせる力にもなります。
こんな絵本はどうですか?
我が家でも購入した本にはこんなものがあります。
宮西達也さんの「あいすることあいされること」です。「おまえうまそうだな」など、恐竜シリーズ・ウルトラマンシリーズなど、様々な大ヒットを飛ばしている絵本作家さんです。映画化もされて、我が家でも男の子女の子問わず大人気です。
一見、男の子向けの恐竜アクション物語と思いきや、大人も涙する感動話。どんどんのめり込んで、最後は涙が出ました。
岩田朋子さんの「ばけばけばけ ばけたくん」は、タイトルからもうクセになる絵本です。子どもも呪文のように「ばけばけ」読み上げてとても楽しそうです。ばけたくんが次は何になるのか?次のページをめくるのが楽しくなる一冊です。
作/青山美子さん 絵柿本泰造さん 表紙の可愛さからもうすでに手に取りたくなるような絵本です。「どうぞのいす」を中心に、様々な動物の勘違いが面白いお話です。オチまでついて、読んだあとほっこりしました。
こちらは言わずと知れたエリック・カールさんの「パパ、お月さまとって!」です。「はらぺこあおむし」はあまりにも有名で、個展ギャラリーや特設ブースも話題になりました。
日本ではあまり見られないような独特な色遣いとタッチは、隅から隅まで全部見たくなるような内容になっています。しかも、楽しい仕掛けも・・・。
一見の価値ありです。
こちらも昔から子どもたちに愛される1冊。わかやまけんさんの「しろくまちゃんのほっとけーき」です。
平仮名のタイトルと絵柄からも可愛さが伝わってきます。薄く持ちやすい本で、小さなお子様も手に取りやすいです。
ホットケーキをつくるこぐまちゃんが微笑ましく、子どもも「ホットケーキつくるー♪」「できるよー」と手順を覚えて、親と一緒につくれました。親子のコミュニケーションをより深められるような本です。
最近購入して面白かったのは、くせ さなえさんの「ゆびたこ」です。ゆびしゃぶりがやめられたの帯につられて買ってしまいました。何を隠そう、我が家にも指しゃぶり姫がいて、どうにかやめさせたいと思っていたところ、この本にめぐりあいました。
娘は「ゆびたこ怖いー」と恐怖しながらも、「読んで」とリピートしたくなるようなお話のようです。効果があったのか、寝る寸前以外はおさまったような気がします。
私が最も推したい本は、さく/瀧村有子さん 絵/鈴木永子さん の「ちょっとだけ」の絵本です。表紙の時点ですでにタッチが優しすぎて、同じようなお子様がいる保護者様はこれだけで泣いてしまうと思います。
健気なお姉ちゃんの女の子の行動に言葉に涙腺崩壊します。読みながら涙声を抑えられない、胸がキューっとなるお話です。心が温かくなり、親になって本当によかったと感じさせてくれる物語です。
子どもは「わたしもできる」と嬉しそうにお手伝いしてくれてそれにも泣けてきました。
子どものよりよい成長を願う
大人になったときにも、子どもの頃に読んだ一冊って記憶に残っていたりしますよね。
そのおかげで、本が今でも好きという方も多いのではないでしょうか?
子どもに幸せな一冊をぜひ。
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