3月3日公開のドラえもんの映画を観てきました。
公式サイトhttps://doraeiga.com/2023/
ちなみにドラえもんをAI画像で検索するとこんな感じになるそうです。
入場者プレゼントとして、「パーフェクトまんが」もプレゼントされました。
どんなお話なの? ※少しネタバレありです。
今回の映画では、謎の三日月型の島ユートピアをのび太見つけることから物語が始まり、ドラえもんの秘密道具が大活躍します。飛行船に乗ってユートピアを目指すのび太達はそこで完璧な猫型ロボットソーニャと出会います。このソーニャの声優を務めるのは、King & Prince 永瀬廉さんです。イケボ(イケメンボイス)がスッと耳に入ってきて、違和感なく楽しめました。むしろ、耳に残るいい声で少し意外でした。
ドラえもんといえば、毎回魅力的な道具が出ますよね?この映画で登場するカラフルな色遣いで動き回る飛行機には、つい目を奪われます。子ども達も釘付けで観ていました。また、のび太達の飛行士コスチュームもオシャレでデザイン性があります。個人的には、ソーニャの乗る飛行型ユニットが生き物のように変身する感じが好きでした。
伏線回収と今回のテーマに隠れていたこと(自論)
ドラえもんの映画といえば、秘密道具が絡む伏線と視聴者を釘付けにする起承転結がたまらないですよね。「ユートピア=理想郷」は、誰もが優等生で平和に暮らせる場所。しかし、あることをきっかけに疑惑や問題が発生し、謎を解いていきます。ドラえもんとのび太、それに新キャラクターのソーニャとの友情に何度泣かされたことか・・・。
理想郷であるがゆえに「パーフェクト」を求める。しかし、それが本当に正しいことなのか。誰もがもつ個性や失敗することの大切さを改めて学ばされた映画でした。
ドラえもんの映画の良いところは、子どもが「なんでだろう」と考えたり「どうゆうことだろう」と自然に楽しく理解しようとできることです。道徳の教科書なんか無くたって、友情とは何か?個性とは何か?ということを、自分なりの捉え方で掴むことができるのは、アニメーションドラえもんの凄さです。しかも、107分という長い上映時間に笑いや感動が詰まっていて、子どもを飽きさせずにあっという間に終わりを感じさせるマジックはさすがでした。
主題歌になっている、NiziUが歌う「Paradise」がエンドロールで流れる頃には、胸がスッとなり気持ちが晴れ晴れします。歌詞にある言葉の一つ一つに映画で見た物語のシーンが浮かびリンクするため、しばらく頭からメロディーが離れませんでした。
あとがき
映画終了後すぐに誰かに話をしたくなるような素晴らしい映画でした。歴代のドラえもん映画を観てきましたが、毎回楽しく感動できました。長い歴史の中で、どの方にもシリーズ中のベスト1があるのではないでしょうか。ちなみに私は、「のび太の恐竜2006」が一番泣けました。セリフの端々に、心に残る言葉が出ますよね。
今回の映画もおすすめなので、ぜひ観に行かれてはいかがでしょうか?
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